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以前のブログ「ソファに座って」の過去の記事はこちらをご覧ください「ソファに座って

  • 2017年5月8日

秋田県では県産材の需要拡大のために新築住宅での県産材利用やペレットストーブ等の購入に対して支援(補助)をしています。

今年度から最大40万ポイントへ引き上げになりました。秋田県内で住宅を新築しようとする方は県産材の使用やペレットストーブの購入を検討してみたらいかがでしょうか。

具体的に言うと、新築住宅(リフォームや増築は対象外です)の構造材(柱や梁等)や下地材に県産材(スギなど)を使用した場合、床面積により必要使用量が違いますが、20万ポイント。この要件を満たしさらに梁、桁に県産材を50%以上使用した場合は10万ポイントの上乗せ。つまり30万ポイント(30万円相当分の)の県産品か助成金に変えることができます。

床や内装壁、天井などに県産材を使用した場合は20m2〜40m2の場合5万ポイント、40m2以上で10万ポイント。ただし上の構造材、上乗せ分、内装すべての併用はできません。つまり、ここまでで最大30万ポイント。

ペレットストーブ又は薪ストーブの設置や県産材を用いた木製品の購入に合わせて最大10万ポイント。これら全てを合わせて最大40万ポイントの支援が得られます。

詳しくはこちら


  • 2017年2月16日

工事がほぼ終わった南神明町の家の気密測定を行いました。

結果はこれから送られてきますが、まあまあの数値だったと思います。

アトリエ105で設計する住宅は大型の引戸を多用するので、気密性能がどちらかというとあまり良くない結果になりがちです。しかし、気密性能の数値を気にしたり、デザインを追いすぎてFix(嵌め殺し窓)ばかりにすると、窓拭きが不便になりますし大きく開け放った開放感も出ません。

もちろんデザインは大切だし、写真受けする大きなFixなどにしたい要求は設計者としてはありますが、住宅や建物とは長〜〜く使うものです。いっときのカッコよさに惹かれてそういうデザインにしても、使い勝手が悪ければ後々後悔することになりかねません。デザインや使いかって、予算などをパランス良くするのに日々考えています。


  • 2017年1月18日

工事中の南神明町の家では現在階段を製作中です。LDKの真ん中に鎮座する階段です。

そのため多少オブジェ的なデザインを考えたため、作るのに少々厄介です。

工務店側と現場で打ち合わせし詳細を決定しました。

設計図もキチンとあり、工務店で描いた施工図もありますが、やはり現場でこまかく詰めたほうがいい部分もあります。

今回の階段は一部2階の梁から吊っています。出来てしまえばしっかりしますが、製作中は下から突張ったり現場ではいろいろ難儀しているようでした。

下の写真はちょっとわかりづらいかもしれませんが、吊り材の集成材に階段の踏み板や蹴込み板の掘り込みされている部分です。ここに階段材の踏み板や蹴込み板がピシッと入ってしっかりした階段になるわけです。今時珍しい手作り階段で、難儀した分素敵な階段になると思います。


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