設計・監理の流れ
木造住宅 2階建て 40坪程度の設計の場合の例として、当事務所に設計監理を依頼された場合のおおよその流れです。
1~2か月程度
おおよその要望をお聞きし、土地を確認してプランニング(間取りなど)します。
1、2案提出しますので、このまま設計を進めるか判断して頂きます。
このお見合い期間で、相性など合わないなと感じたら、遠慮なく中止を申し出てください。この時点でお断りを頂いた場合は設計料は頂きません。
ですから、とりあえず相談してみたい方もお気軽に連絡ください。
設計を継続することになりましたら、仮契約をしていただきます。
まだ全体の工事費などはっきりしない時点ですので、設計・監理料も確定出来ないための措置です。この時点でどのような業務を行うかを示した
「重要事項説明書」を発行しますので、それを仮契約の代わりとします。
また、手付金として20万円をお願いしております。
1〜3ヶ月程度
場合によっては半年以上もあります
実施設計
2〜4ヶ月程度
建築確認申請
2週間程度
工務店見積り
3週間程度
工事期間
4〜6ヶ月程度
(木造2階建40坪程度の場合)
ずっと
ここからが実際の設計業務になり ます。さらに具体的な要望なども反映して外観を含めてプランをまとめます。お見合い期間の間取りをそのまま継続する場合もありますし、全く別のプランに発展する場合もあります。住宅に対する夢を実現するために、おおよその予算をにらみながら、本当に必要なもの、必要でないものを見極める、家づくりの最も楽しい時でもあり、大変な時でもあります。
建物の配置が決まったら、地盤調査を行います。木造2階建て程度の場合のスウェーデン式で行う調査費は手付金から支払われます。その他の調査の場合は別途お見積もりします。
基本設計でまとまったプランを元に細かな図面を作成して行きます。
図面や模型、スケッチなどを元に実際に出来る住宅をイメージしていただき、棚の位置や照明器具の選定など具体的に図面に盛り込みます。
図面が完成したら、建築確認申請を行い、工務店に見積りを依頼します。
予算オーバーの場合、仕様の変更等調整を行います。
工事金額が納得の出来るものになりましたら、工務店と工事請負契約の締結となります。合わせて、設計・監理の本契約もしていただき、設計・監理料の80%ー20万円をお支払いいただきます。
工事が始まると、設計図通りに工事が行われているかチェックしていきます。また、現場では設計図では把握しきれない部分やさらに検討すべき部分も出てきたり、実際に出来上がっていく過程で、さらに要望が発生したりしますので、これらの調整等を行います。また、工程に合わせて内外装を決定していかなければなりませんが、見本などと共に当方から提案させていただき、建て主さんと一緒に決めていきます。
工事が完成すれば、最後の完成検査を行い、引渡となります。
また、建築確認申請の完了検査も受けます。
設計・監理料の残金をお支払いいただき、業務終了となります。
新しい住宅で新しい生活が始まります。住んでみてから気付くことも沢山あると思います。また建築は現地での一品製作ですので、思いもよらぬ不具合が生ずる場合も残念ながらあります。アトリエ105ではいつでもそのような場合相談にのって誠意を持って対処いたします。