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以前のブログ「ソファに座って」の過去の記事はこちらをご覧ください「ソファに座って

  • 2018年5月24日

ちょっと忙しくてブログ書く余裕がないなと思っていたら、あっという間に1ヶ月以上更新されてませんでした。

時間を戻して少し紹介したいことを書きます。

ゴールデンウィークを利用して福島県いわき市に行ってきました。秋田市の友人から「暇だー!あそぼー」とFacebookで誘われて、何して遊ぶーって聞いたら、アクアマリンふくしまでやってるテオ・ヤンセン展はどうと言う。いわきは娘夫婦が転勤でこの4月から行ったばかりで、とてもタイムリーなので、即行くことにしました。

その前にまず行ったのが「願成寺 白水阿弥陀堂」。国宝です。

白水阿弥陀堂は今から856年前、永暦元年(1160)岩城太夫則道公の夫人で藤原清衡の娘、徳姫が亡夫の冥福を祈るために建立し、無量寿院願成寺と称したとあります。

とても均整のとれた美しい建物でした。屋根は柿葺きですがおそらくは随時修復もおこなわれているのではないかと思わせる、しっかりしたものでした。阿弥陀堂周囲には浄土庭園が広がり、徳姫の故郷平泉の毛越寺との関連が読み取れます。

白水の地名は、徳姫の故郷奥州平泉の泉を分字して白水と名付けたと伝えられているとのことです。

堂内には国重文の阿弥陀如来など4体の像があります。


  • 2018年4月22日

昨日我が家の南側に生えている山桜が咲き始めました。まだ桜の木の足元には残雪があるのに咲き始めてちょっと驚きました。そして今日はもうほとんど満開状態です。昨日は大館で24.6度を記録したと新聞に出てましたし、今日も朝から気温が高いので、咲き始めからあっというまに頂点まで来た感じです。

この山桜については前のブログでも書いていたので前の記事を確認したら、去年はもっと早く4月18日ごろ、 2014年は4月24日、 2013年は4月30日。そしてもっと前の2006年は5月3日でした。だいたい4月末ごろ咲き始めでしたが、次第に早くなる傾向があるようです。やはり温暖化の影響ですかね。

今日もお出かけ日和のいい天気のようです。


  • 2018年4月14日

今日は鹿角市に新しく完成した「道の駅おおゆ」に行ってきました。開業は4月末とのことですが、4月1日に行われた完成見学会に行けなかったので外観ぐらい見てこようと思い出掛けました。設計は隈研吾。新国立競技場の設計者で超売れっ子の世界的建築家です。数年前にコンペで選ばれました。

やっぱり中はまだ見れませんでしたが、近づいて見ることができました。

コンペ後に行われた隈さん自身による説明を聞きに行った時には、世界中で多くの設計を進めているのになんでこんな田舎のコンペまで出てくるんだろうと思ったことを思い出しました。取れるものならなんでも取るという姿勢、貪欲ですね。

いかにも隈さんらしいデザインです。

外壁は木にホワイトの保護塗装しているような感じで、下地から少し浮かせ幅120mmぐらいのを2枚並べたり3枚並べたりしてランダムに見えるようにしてます。布基礎の立ち上がりがなく地面までだし、外部の開口部もサッシレスでこれも地面までとなってます。この辺りのでティールがいかにも建築家ですね。

もう一つが4月3日に設計した西方設計により行われた「道の駅つたつい」

こちらのオープンは夏頃のようです。

「道の駅おおゆ」も「道の駅ふたつい」どちらも平屋の大型木造建築ですが、ふたついは地元の杉を大量に使い、構造的に一般的に供給されているサイズの木材で大空間を作るということに果敢んに挑戦した建物です。

ふたついは設計者も地元、使っている材料もできるだけ地元にこだわった建物、おおゆは設計は世界的建築家。面白いバトルでした。


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