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以前のブログ「ソファに座って」の過去の記事はこちらをご覧ください「ソファに座って


4月初めに地鎮祭を行った「切石の家」。地盤が悪かったので地盤の補強工事や隣地との間の土留め工事などがあり、やっと本格的に工事が始まりました。

現在は基礎工事中。

「切石の家」の暖房はヒートポンプにより温水を作り出し、1階は床下用の放熱器、2階は窓下設置のパネルヒーターで行うことになってます。

断熱性能のQ値的には1.0W/m2Kで非常に高い性能ですので、当初は1階床下エアコン1台で1、2階全部の暖房を考えていましたが、2階が車庫の上に乗っていることと、ちょっと南北に長い建物なので、一つのエアコンでは熱の循環がうまくいかないことと、将来的な部屋の利用を考えて、割高とはなりましたがこのようにしました。

1階は床下に暖房機が入る(床暖とは違います)ので、基礎の断熱が壁並みによくないと、熱がどんどん逃げて行ってしまいます。そのため、床下のコンクリートの下全面にも断熱材が入っています。断熱材は防蟻性のあるもので、50mmを一部2枚重ねで使用しています。

下の写真は基礎の配筋の様子です。布基礎となる立ち上がりは両側が断熱材で型枠兼用のものです。

床下コンクリートの下の断熱材と立ち上がりの断熱材は東北資材工業のJリミテッドという基礎工法を使用しています。これはサイズもきっちり加工されてきて、現場で切ったり張ったりが必要なく、並べるだけとういうシステムで、大変合理的です。

土間下の断熱材と立ち上がりの断熱材が完全につながっていて、熱橋ができない、基礎の断熱としては理想的な形状です。



ちょっと忙しくてブログ書く余裕がないなと思っていたら、あっという間に1ヶ月以上更新されてませんでした。

時間を戻して少し紹介したいことを書きます。

ゴールデンウィークを利用して福島県いわき市に行ってきました。秋田市の友人から「暇だー!あそぼー」とFacebookで誘われて、何して遊ぶーって聞いたら、アクアマリンふくしまでやってるテオ・ヤンセン展はどうと言う。いわきは娘夫婦が転勤でこの4月から行ったばかりで、とてもタイムリーなので、即行くことにしました。

その前にまず行ったのが「願成寺 白水阿弥陀堂」。国宝です。

白水阿弥陀堂は今から856年前、永暦元年(1160)岩城太夫則道公の夫人で藤原清衡の娘、徳姫が亡夫の冥福を祈るために建立し、無量寿院願成寺と称したとあります。

とても均整のとれた美しい建物でした。屋根は柿葺きですがおそらくは随時修復もおこなわれているのではないかと思わせる、しっかりしたものでした。阿弥陀堂周囲には浄土庭園が広がり、徳姫の故郷平泉の毛越寺との関連が読み取れます。

白水の地名は、徳姫の故郷奥州平泉の泉を分字して白水と名付けたと伝えられているとのことです。

堂内には国重文の阿弥陀如来など4体の像があります。



昨日我が家の南側に生えている山桜が咲き始めました。まだ桜の木の足元には残雪があるのに咲き始めてちょっと驚きました。そして今日はもうほとんど満開状態です。昨日は大館で24.6度を記録したと新聞に出てましたし、今日も朝から気温が高いので、咲き始めからあっというまに頂点まで来た感じです。

この山桜については前のブログでも書いていたので前の記事を確認したら、去年はもっと早く4月18日ごろ、 2014年は4月24日、 2013年は4月30日。そしてもっと前の2006年は5月3日でした。だいたい4月末ごろ咲き始めでしたが、次第に早くなる傾向があるようです。やはり温暖化の影響ですかね。

今日もお出かけ日和のいい天気のようです。


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