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以前のブログ「ソファに座って」の過去の記事はこちらをご覧ください「ソファに座って

住宅の耐震診断を行いました。今回もいつもお願いしている大工さんに手伝ってもらって、天井上に上がってもらい、筋かいや金物などチェックしました。

天井上に上がったり床下に潜ったりするので、小柄で身のこなしがいい若い大工さんにいつも手伝ってもらってます。


この耐震診断業務は大館市や他の市町村でも扱っている、診断に対して補助がでて依頼者は1万円で受けれますが、精密診断ではなく一般診断になりますので、破壊等は行わず外観調査により行われます


今回の住宅は昭和50年に建てられたとのことで、建ててから48年経っています。この頃建てられた住宅の診断を何度か行なっていますが、ほとんどが上部構造評点が0.5以下で倒壊する可能性が高いと出ます。


この診断は震度6強から7程度の阪神淡路大震災クラスの地震に対しての安全性を判定するものなので、倒壊しないと判定されるケースはまずないと思います。最近建った耐震等級2以上ないと無理と思います。


今回も0.5以下で倒壊する可能性が高いと出ました。この結果から耐震補強をして、合わせて断熱改修も行えばいいと思いますが、なかなかそこまで進むケースは無いようですね。


耐震改修にも補助が出る場合もありますので、改修をお考えの方は是非アトリエ105に相談ください。






先日建築の完了検査が行われた工場の消防の検査が行われました。この工場には自動火災報知設備が入っていますので、実際に作動されて検査が行われました。


こちらも問題なく終了しました。




更新日:2023年11月17日

11月13日にブログで紹介した旭町の家の冷暖房エネルギー性能計算を北秋田市から東京にしたらどうなるか。


こちらが北秋田市での冷暖房エネルギー性能計算結果



そしてこちらが全く同じ建物を東京として計算した結果


Q1住宅のレベルがLevel-2からLevel-3になり暖房負荷が5490kwhから996kwhにどすんと下がり、逆に冷房負荷は1023kwhから3025kwhにどんと上がりました(右上の表)。これは当然のことですが、右下の暖冷房エネルギー、燃費計算結果を見ると、合計が72,630円から41,648円に下がっています。暖房にかかる費用がいかに高いかがわかります。因みに単価はこの計算ソフト(新住協のQPex)のデフォルト値のままで、実際にはもう少し高いかもしれません。この結果はあくまで計算上のことで実際には使用条件によって変わってきます。


旭町の家では暖房にOMソーラーシステムを導入し太陽光による熱も暖房に利用していますが、晴れる事が少ない当地ではその効果はそれほど大きはないと思われます。



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