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以前のブログ「ソファに座って」の過去の記事はこちらをご覧ください「ソファに座って

旭町の家の断熱性能をいろいろ変えて検証しています。


今回は国の省エネ基準適合住宅に合わせてQPexで計算してみました。国の省エネ基準適合住宅とはつまり断熱等級4である事ですが、北東北では冷房期の平均日射熱取得率の基準はないので、外皮性能(UA値)を同じになるように断熱材やサッシなどの開口部の仕様を変えて外皮性能(UA値)が同じになるようにしました。


旭町の家がある場所は3地域での断熱等級4のUA値は0.56W/m2Kです。

こちらがその計算結果

左側中程にあるUA値は省エネ基準住宅0.56 その下に当該住宅0.56となっていて同じです。


そしてなんと1年間の燃費計算結果では暖冷房費が¥175,631円!!(右下)(暖房だけだと¥165,000円。)

旭町の家の燃費¥72,630円と比べると10万円以上高くなってます。単価はソフトのデフォルトになっているので実際にはもっと高いと思います。


この1年間の燃費は家全体を暖房設定室温20°C、冷房設定室温27°Cで全館暖房での算定です。つまり家中のどこにいても暖かい住宅で計算していますが、省エネ基準レベルのような低い断熱性能ですと暖房費がかかりすぎて、各部屋に暖房機を置いて間欠暖房するしかなくなるということがこの計算でも表れています。


いかがですか。この燃費の差が住んでいる間ず〜〜と続くんです。旭町の家レベルまでいかなくても、ちゃんと考えて家を建てましょう。 暖かい家の設計は是非アトリエ105へ


ちなみにこちらが旭町の家の計算結果 1年間の燃費¥72,630円



住宅の耐震診断を行いました。今回もいつもお願いしている大工さんに手伝ってもらって、天井上に上がってもらい、筋かいや金物などチェックしました。

天井上に上がったり床下に潜ったりするので、小柄で身のこなしがいい若い大工さんにいつも手伝ってもらってます。


この耐震診断業務は大館市や他の市町村でも扱っている、診断に対して補助がでて依頼者は1万円で受けれますが、精密診断ではなく一般診断になりますので、破壊等は行わず外観調査により行われます


今回の住宅は昭和50年に建てられたとのことで、建ててから48年経っています。この頃建てられた住宅の診断を何度か行なっていますが、ほとんどが上部構造評点が0.5以下で倒壊する可能性が高いと出ます。


この診断は震度6強から7程度の阪神淡路大震災クラスの地震に対しての安全性を判定するものなので、倒壊しないと判定されるケースはまずないと思います。最近建った耐震等級2以上ないと無理と思います。


今回も0.5以下で倒壊する可能性が高いと出ました。この結果から耐震補強をして、合わせて断熱改修も行えばいいと思いますが、なかなかそこまで進むケースは無いようですね。


耐震改修にも補助が出る場合もありますので、改修をお考えの方は是非アトリエ105に相談ください。






先日建築の完了検査が行われた工場の消防の検査が行われました。この工場には自動火災報知設備が入っていますので、実際に作動されて検査が行われました。


こちらも問題なく終了しました。




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